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ACQUA ソフトウエアリリース 6.2.100 – 新な歪分析とオーディオ品質分析のオプションが追加されました。

ACQUA新バージョン 6.2.100 で日々の分析業務が効率化し、測定結果の精度がさらなる向上します。

リアル音声による歪測定 (ACOPT 41)

この新たな分析オプションにより、音声信号を利用した歪み測定が初めて可能になりました。この方法は、ETSI標準TS 104 063で規定されており、通話システムが正弦波やスイープなどの人工テスト信号をフィルター処理してしまいがちな問題を回避します。

MDAQS (ACOPT 36/ACOPT 40)

MDAQS(多次元オーディオ品質評点)がバージョン2.0に更新されました。MDAQS ACOPT 36には、汎用バリアントに加えて、ヘッドフォンテストおよび車載オーディオの音質テスト向けに最適化された2つのアプリケーション専用バリアントMDAQS Headphones と MDAQS Carが含まれています。これにより、メトリクスの音質評価精度が大幅に改善されました。MDAQS Headphonesバリアントは、ACOPT 40としてスタンドアロン製品としても利用可能です。

move°Sの為のコマンドシーケンス

ヘッドの回転により自然な通話シナリオを実現: ACQUA 6.2.100の新たなコマンドシーケンスエディタは、move°Sのヘッドの動きと音声の録音再生を高精度で同期させることができます。コマンドシーケンスエディタでmove°Sの回転を開始時間、位置、速度、加速度の観点から設定し、測定中に複雑な動きのシーケンスを実行できるようにします。

A²B の新たな製品構成

ユーザーのアプリケーションにlabCOREモジュールをより適応させるために、coreA²Bの製品構造を変更しました。基本バージョンのcoreA2B Basic(コード7791)では、labCOREはメインノードまたはサブノードとして機能します。labCORE拡張ソフトウェアにより、BUSモニターモード(coreA2B Bus Monitor、Code 7792)やプロキシモード(coreA2B Proxy、コード7793)も利用できます。

レベルの異なるカードを新しい製品構造に含め、複数のcoreA²BカードをひとつのlabCOREシステムに統合できるようになりました。この柔軟性により、より包括的で最適カスタマイズされたテスト構成にすることができます。

こうしたアップデートにより、ACQUAソフトウェア6.2.100は将来にわたる音質分析のスタンダードであり続け、音声通話およびオーディオ業界の常に進化するニーズを柔軟に満たせる高度なツールを常に提供します。 

これらの新なフィーチャーやオーディオテストサポートについて是非お問い合わせください。HEADJapan@head-acoustics.com.


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ヘッドアコースティクスについて

HEAD acoustics GmbHは統合音響ソリューションと騒音振動解析のリーディングカンパニーです。テレコム分野でも音声品質・オーディオ品質の測定、分析、最適化の為のハードウエアとソフトウエア開発の専門性と先進性、個々のお客様に合った具体的なソリューションやサービスの提供で世界で広く認知されています。ヘッドアコースティクスが提供するサービスは技術製品のサウンドエンジニアリング、環境ノイズ調査、音声品質技術、コンサルティング、トレーニング、サポートと多岐に亘ります。本社はアーヘン市近郊のヘルツォーゲンラート市にあり、中国、フランス、イタリア、インド、日本、韓国、英国、米国に子会社があります。またその他世界中の代理店を通じ幅広くお客様対応をしています。


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